知らずを抜いた後の食事ガイド 痛みや腫れを抑えるおすすめの食材

目次

 

東京都大森駅徒歩50秒の歯医者・歯科「おおもり北口歯科」です。
親知らずを抜いたあとの食事、どうすれば良いか悩んでいませんか?
痛みや腫れがあると、何を食べて良いのか迷ってしまう方も多いはずです。
実は、抜歯後の食事は回復スピードに大きな影響を与える重要なポイントです。
間違った食事は傷口を刺激し、治りが遅れる原因にもなります。
今回は、親知らずの抜歯後に適した食事や注意点をわかりやすく解説しますので、安心して術後の回復を進めましょう。

 

抜歯直後におすすめの食事

親知らずの抜歯直後は、傷口への刺激を避けることが最優先です。
おかゆや雑炊、ゼリー、ヨーグルトといった柔らかく冷たい流動食を選びましょう。
これらは咀嚼の負担が少なく、傷口に食べ物が入りにくいため安心です。
ただし、ストローの使用は血餅が取れるリスクがあるため避けてください。
麻酔が完全に切れてから食事を始めることも大切なポイントです。

 

腫れや痛みを抑える栄養素と食材

抜歯後の腫れや痛みを和らげるには、抗炎症作用のある栄養素を含む食事が効果的です。
ビタミンCや亜鉛、プロテインを含む食品は、傷口の治癒を助ける力があります。
具体的には、豆腐、バナナ、ゆで卵、野菜スープなどが適しています。
オメガ3脂肪酸を含むサバやイワシもおすすめですが、調理は柔らかくしてからにしましょう。
これらの栄養を意識して摂ることで、早期回復が期待できます。

 

避けるべき食べ物と飲み物

抜歯後は、刺激の強い食品や硬い食べ物を控えることが重要です。
辛い料理、熱すぎる飲み物、スナック菓子などは傷口に負担をかけてしまいます。
アルコールやタバコも血流を悪化させ、治癒を遅らせる原因になります。
また、砂糖の多い食品は細菌を繁殖させやすく、感染リスクが高まるため避けましょう。
飲み物は常温の水やお茶を中心に選ぶと安心です。

 

回復を早めるソフトフードの工夫

術後に栄養をしっかり摂るためには、柔らかくて食べやすいソフトフードを工夫して取り入れることが大切です。
例えば、おかゆやうどんは定番ですが、そこに卵や野菜を加えると栄養価が高まります。
市販のポタージュスープやレトルトのおかゆなども便利に使えます。
はんぺんや豆腐などの加工食品もバリエーション豊かに取り入れましょう。
食事が偏らないように、彩りや食材の組み合わせを意識すると良いです。

 

食事時の姿勢と口腔ケアのポイント

食事中は、抜歯した側を避けて反対側で咀嚼するようにしましょう。
これにより、傷口への負担を軽減できます。
また、食後は傷口を刺激しないように優しくうがいを行い、ブラッシングも慎重に行ってください。
特に抜歯後2〜3日は強いうがいやブラシの圧を避ける必要があります。
口内を清潔に保つことは感染予防に直結するため、適切なケアが欠かせません。
痛みや腫れが長引く場合は、早めに歯科医院に相談しましょう。

 

少しでもお役に立てれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

監修者

菊池 雄一 | Kikuchi Yuichi

神奈川歯科大学卒業後、中沢歯科医院 訪問歯科治療担当
医療法人社団葵実会青葉歯科医院 分院長就任
シンタニ銀座歯科口腔外科クリニック 親知らず口腔外科担当
医療法人社団和晃会クリーン歯科 分院長就任
医療法人社団横浜駅前歯科矯正歯科 矯正口腔外科担当
医療法人社団希翔会日比谷通りスクエア歯科
おおもり北口歯科 開業
昭和大学口腔外科退局後は、昭和大学歯学部学生口腔外科実習指導担当経験 また、都内、神奈川県内の各歯科医院にて出張手術担当。
 

【所属】
日本口腔外科学会
ICOI国際インプラント学会
日本口腔インプラント学会
顎顔面インプラント学会
顎咬合学会
スポーツ歯科学会
アメリカ心臓協会AHA
・スタディーグループFTP主宰

【略歴】
神奈川歯科大学 卒業
・中沢歯科医院 訪問歯科治療担当
医療法人社団葵実会青葉歯科医院 分院長就任
シンタニ銀座歯科口腔外科クリニック 親知らず口腔外科担当
医療法人社団和晃会クリーン歯科 分院長就任
医療法人社団横浜駅前歯科矯正歯科 矯正口腔外科担当
医療法人社団希翔会日比谷通りスクエア歯科

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