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親知らずに関するよくある質問①
親知らずに関するよくある質問①
親知らずに関するよくある質問①
おおもり北口歯科です。
本日は「親知らずに関するよくある質問」にお答えします。「Q1:私には親知らずが無いそうですが、問題ないのでしょうか?」
A1:大丈夫です。親知らずが4本とも無い人、1本だけ無い人もいます。いずれの場合も、歯のかみ合わせに大きな影響はありません。
近年では、親知らずを歯の総数から除き、上下左右にある28本の歯だけを歯の総数として考えている歯科医師も多くなっています。「Q2:親知らずが痛む原因は?」
A2:親知らずは智歯とも呼ばれ、口の中の一番奥にあります。
歯磨きがしづらい場所にあるため、歯ブラシの正しい使い方を知らないと、菌が増えてしまい、親知らずや周りの歯茎にトラブルが起こることもあります。親知らずのトラブルで考えられる原因としては、以下のようなものがあります。
1.親知らずがあることで、周りの歯ぐきが腫れる
2.親知らず自体にむし歯ができる■1.親知らずがあることで、周りの歯ぐきが腫れる場合
特に「歯ぐきの腫れ」は非常に多い症状で、歯科医院では親知らずの周囲をクリーニングし、薬を出して治療することがメインです。
専門的な治療を行わなくても、1週間程度で治癒するケースが大半です。
ただし、親知らずの周りの歯ぐきの炎症がひどく、痛みがある場合や、腫れた歯ぐきを噛んでしまう場合などは、治りがかなり遅くなることがあります。
そこで、「歯ぐきを焼く」という治療をするケースもあります。「歯ぐきを焼く」というと痛そうですが、麻酔が効いている状態で処置を行うため、痛みは一切ありません。
麻酔の効果が切れた後も、歯ぐきに軽いピリピリ感が残ることがありますが、痛みはあまりないことがほとんどです。親知らずの周囲の腫れは、平均して1週間程度で引き始めるケースが大半です。
しかし、原因である親知らずが残っている限り、また同じ問題が起きますので、親知らずを抜歯することがおすすめです。■2. 親知らず自体にむし歯ができる場合
こちらの「親知らず自体がむし歯」という場合は、何らかの処置が必要になります。
「むし歯の痛み=歯の神経の痛み」なので、歯ぐきの腫れとは異なり、放っておいても治りません。
親知らずを抜歯するか、歯の神経を取る必要があります。
また、大多数の患者さんは、耐え難い歯の痛みを感じた時だけ、歯科医院を訪れます。
痛みが出ている場合は既に炎症が起きているため、治療のタイミングとしては遅い状態です。
歯や歯ぐきの炎症が強いと、麻酔が効きにくく、痛みも出やすくなっており、治療後の傷もなかなか治らないのです。ですが、治療しないと虫歯の痛みからは解放されません。
ですので、まだ大丈夫と思わず、痛みが強くないうちに歯科医院を受診することをおすすめします。少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。大森駅からすぐ近くの歯医者
『おおもり北口歯科』
東京都大田区山王2丁目5−2 福島屋ビル 1F
TEL:03-5742-7036
2022.09.22
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オーラルフレイルとは?|健康寿命を長くするために
オーラルフレイルとは?|健康寿命を長くするために
オーラルフレイルとは?|健康寿命を長くするために
おおもり北口歯科です。
本日は「オーラルフレイル」についてお話しします。■健康寿命を長くするために大事な「フレイル」とは?
「健康」と「要介護」の間の状態を指して「フレイル」と呼びます。
具体的には、加齢や疾患によって、認知機能や筋力をはじめとする生活機能が衰えている状態のことです。そのため、そのままいずれ要介護になる場合が多く、健康的に歳を重ねることのできないケースが目立ちます。
そしてフレイルになる前に、「オーラルフレイル=細かな口の機能の低下」が生じることも判明しています。
健康寿命を長くするために重要なことの一つに、オーラルフレイルを見落とさないようにすることがあります。
■オーラルフレイルの具体的な症状
・口内の渇き
・滑舌の悪さ
・硬い食べ物を噛みにくい
・柔らかい物を多く食べる
・むせやすい
・食事においてこぼしやすいこのような症状が出ているのであれば、オーラルフレイルを疑いましょう。
オーラルフレイルを放置しておくことのリスクは非常に高いです。
ですから細かな変化も見落とさないようにしましょう。実際、オーラルフレイルになると、死亡リスク、要介護認定リスク、フレイルリスクなどがオーラルフレイルでない人のおよそ2倍になるとされています。
■オーラルフレイルを防ぐには?
やはり口と歯の健康をキープすることが大事です。具体的には歯科検診とクリーニングを定期的に受けて、虫歯や歯周病をはじめとする歯のトラブルを防ぐことが重要と言えます。
また、口内のコンディションを自分で把握して、適切な方法で日々のブラッシングをすることも大切です。
■オーラルフレイルの対策方法は?
オーラルフレイルを早期発見して、正しく予防・対策をすれば元の健康なコンディションへと回復させることが可能です。
口の付近の筋肉を鍛えて、飲み込む力や噛む力をキープすることが大切です。
滑舌が良くなり喋りやすくなったり、表情が豊かになったりすることで、生活の質も上がります。ジョギングや筋トレなどで身体を鍛えている人は多いと思います。それらと同じ感覚で口も鍛えましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。大森駅からすぐ近くの歯医者
『おおもり北口歯科』
東京都大田区山王2丁目5−2 福島屋ビル 1F
TEL:03-5742-7036
2022.09.07