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オールセラミック素材にはどのような特徴がある?①
オールセラミック素材にはどのような特徴がある?①
オールセラミック素材にはどのような特徴がある?①
おおもり北口歯科です。
本日はオールセラミック素材の特徴について解説していきます。歯にかぶせる素材は様々なものがありますが、現在では「オールセラミック」のものが主流になっています。
セラミック製の人工歯には、クラウンだけでなく入れ歯など様々な用途があります。クラウンや入れ歯を作る際、審美性や耐久性は選択されたセラミック材料に大きく左右されます。
セラミックと一口に言っても、その素材は非常に幅広く、さらに細かく分類することができます。
ジルコニアとEMAXも、実はその物理的特性からセラミックに分類されます。
ここでは、補綴治療に採用される様々なセラミックついて詳しく解説します。・「オールセラミックとは、金属を一切使用していないもの
セラミックというと、今一つどのような素材か分からないかもしれません。しかし、磁器といえば馴染みがありますね。セラミックは磁器の別名で、食器や洗面器などを作るのに使われる素材です。
お皿のような自然な白さを出すことができ、経年劣化もほとんどないため、人工歯の材料として非常に適しています。これが、人気を集めている理由のひとつです。当然ながら、食器に使用される素材がそのまま歯科治療に活用されることはありません。
歯科治療で使われるセラミックは、ファインセラミックと呼ばれるもので、その高い機能性で知られています。・「EMAX」の素材は強化ガラスセラミック
EMAXは、強化ガラスセラミックのみで構成されたオールセラミックの一種です。非常に審美性が高く、単体で使われるため材料の境目で脆くなるという欠点はありません。
しかし、総合的な強度はジルコニアに及ばないため、長いブリッジや奥歯のクラウンにはやや不向きです。
EMAXは、主にむし歯治療で削られた歯の補綴に使用されます。少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。※当院では患者様に安心して治療をお受けいただくために、感染対策を徹底しております。
大森駅からすぐ近くの歯医者
『おおもり北口歯科』
東京都大田区山王2丁目5−2 福島屋ビル 1F
TEL:03-5742-7036
2022.11.17
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シーラントとはどんな治療?
シーラントとはどんな治療?
シーラントとはどんな治療?
おおもり北口歯科です。
本日は「シーラント」について解説していきます。シーラントとは、奥歯の溝を覆って虫歯菌の発生を防ぐための治療のことです。虫歯予防というと、一般的には歯のクリーニングやフッ素を使うことを思い浮かべますよね。
しかし、シーラントは違います。フッ素が虫歯予防のための薬であるのに対して、シーラントは物理的に歯を覆って虫歯を予防するものです。効果を調べたところ、約66%のの歯に虫歯ができなかったという結果が出たそうです。
これは、シーラントが正しく用いられる限り、虫歯から歯を守る効果があることを実証しています。
虫歯になりやすい体質かどうかで、シーラントが必要かどうかが決まります。
シーラントを検討する時期としては、乳幼児の奥歯の乳歯が生える時期(3~4歳)、永久歯の奥歯が生える時期(5~6歳)、虫歯になりやすい、また臼歯が生える時期(おおよそ12歳)となります。シーラントの塗布は保険適用で、3割の自己負担とすると1歯あたり約400円です。使用するシーラントは白色でほとんど見分けがつかず、麻酔の必要もありません。
また、シーラントにはフッ素化合物が含まれており、虫歯の原因となる細菌から歯を守るだけでなく、フッ素で歯を強くする効果もあります。シーラントを入れた後、フッ素の成分は徐々に染み出してきます。
その結果、虫歯の予防や歯の強化など、フッ素の効果がより長い期間にわたって得られることになります。
シーラントは、食べ物を噛んだり、歯を磨いたりといった日常の動作によってずれてしまうことがあるので、定期的にシーラントが取れていないかチェックしてもらう必要があります。
シーラントをしたからといって、虫歯にならないわけではありませんので、歯のメンテナンスはこれまで通り、続けるようにしてください。少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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2022.11.04