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歯周病にかかりやすい人とは?②
歯周病にかかりやすい人とは?②
歯周病にかかりやすい人とは?②
おおもり北口歯科です。
本日は「歯周病にかかりやすい人」についてお話しします。【5】歯ぎしりをする人
歯ぎしりをすると、歯や歯茎にダメージが生じ、歯周病の進行が促される恐れがあります。歯ぎしりには大きく3種類あります。横にスライドさせる歯ぎしり、歯をカチカチさせるタッピング、そして食いしばりです。
中でも、横にスライドさせる歯ぎしりが最も歯や歯茎に悪影響を与えるとされています。歯は横方向の力に弱く、この種の歯ぎしりによって、歯周組織にダメージを負わせる可能性が高まります。
【6】歯並びに問題がある人
歯並びに問題があること自体が歯周病の原因になるわけではありません。問題は、「歯並びが悪いと歯磨きなどがしにくくなり、歯垢が残りやすくなる」という点にあります。
歯垢は徐々に唾液成分と混ざり、歯石となり、歯周病の発症リスクを高める可能性があります。
歯並びは年齢とともに悪化する傾向があります。若い時にはキレイな歯並びでも、50代になると歯間のスキマが広がってしまうことがあります。これによって歯磨きが困難になるため、注意が必要です。
ただし、「歯並びの悪さ」に関しては、「適切な歯磨き」によって改善できます。歯医者に相談し、適切なブラッシング方法を学ぶことをお勧めします。
【まとめ】
日本人の約80%が歯周病にかかっているとされています。あなたもこの記事を読んでいるだけで、歯周病にかかっている可能性が高いです。しかも、歯周病は自覚しにくいため、歯医者に診てもらうまで気づかない人も多いです。
この記事で挙げた条件に当てはまる場合は、歯科医院を受診してみることをお勧めします。歯周病でなかったとしても、定期的な健診やクリーニングを受けて「予防」することが大切です。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
大森駅からすぐ近くの歯医者
『おおもり北口歯科』
東京都大田区山王2丁目5−2 福島屋ビル 1F
TEL:03-5742-7036
2023.02.27
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抜髄のデメリット
抜髄のデメリット
抜髄のデメリット
おおもり北口歯科です。
神経を取ることを抜髄と言います。
虫歯が深くなったり、歯の神経まで歯が割れたりした場合などは抜髄をせざるを得なくなるケースもありますが、極力抜髄をせずに神経を残したいところです。
それでは抜髄のデメリットを見ていきましょう。・歯が割れやすくなる
抜髄をする過程で、歯根の管を削ったり、歯の頭の部分を大きく削ったりすることになります。そのため歯の量が少なくなりますから、歯が割れやすくなります。
・感染根管のリスクが上がる
歯の神経を取ると、「歯の神経が有する免疫力」を失うことになりますから、歯の内部で細菌感染が発生すると細菌が退治されず、感染がどんどんエスカレートしていきます。
そして最後には骨の内部にまで細菌が感染して、根尖性歯周炎に陥ってしまいます。一方、歯の神経があれば、そこには免疫がありますから、細菌は入り込みません。
『抜髄するべきケースは?』
神経が大きく感染していて、神経が死にかけているケースなどでは、むしろ抜髄しないと歯の寿命が短くなるかもしれません。抜髄をすることで神経を失いますが、根尖性歯周炎に備えることができます。
・便宜抜髄
歯の神経そのものに問題はなくても、他の要因で抜髄をせざるを得ない場合もあります。一例として、「残っている歯の本数が少なく、入れ歯を入れているケース」において、歯を抜歯するのではなく、磁石性アタッチメント等の入れ歯を支持する装置として使うときなどです。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。大森駅からすぐ近くの歯医者
『おおもり北口歯科』
東京都大田区山王2丁目5−2 福島屋ビル 1F
TEL:03-5742-7036
2023.02.10