歯科医院の設備に関して⑩【消毒機器】
器具の管理、清潔維持に欠かせない当院の消毒機器について紹介していきます。
滅菌機に関してはまた後日ご紹介します。
消毒滅菌管理における基本的な考え方
そもそも我々が使用する治療器具は、厳しい管理基準の元、適切に消毒滅菌を行うことが絶対的に必要です。
そのため、当院では消毒滅菌管理の基準にスポルディング分類を取り入れています。
スポルディング分類とは
スポルディング分類とは、医療機器や患者ケア用品の消毒・滅菌方法を決定するためのリスクベースの分類体系です。
50年以上前にEarle H. Spauldingによって提唱され、現在も世界的に広く用いられています。
この分類は、医療機器を以下の3つのカテゴリーに分けます:
1. クリティカル(Critical):無菌組織や血管系に接触する機器。患者ごとに滅菌が必要です。
2. セミクリティカル(Semi-critical):粘膜や損傷皮膚に接触する機器。滅菌または高水準消毒(high-level disinfection)が推奨されます。
3. ノンクリティカル(Non-critical):健常皮膚にのみ接触する機器。低水準消毒(low-level disinfection)が適切です。
この分類は、感染制御の観点から医療機器の管理基準を明確化し、適切な消毒・滅菌手順の選択に寄与しています。
米国感染症学会(Infectious Diseases Society of America)もこのスポルディング分類を最新のガイダンスで採用しています。
当院の使用機器と消毒工程
当院では、使用器具を万全の状態で使用するために、まず消毒の一環として、ミーレ ジェットウォッシャーPG8581を使用しております。

写真引用:ミーレHP ジェットウォッシャーカタログより

記事引用:ミーレHP ジェットウォッシャーカタログより
上記に示す通り、非常に高い水温と時間で強力な洗浄・消毒作用があります。
引き続き、使用する器具を徹底的に清潔に管理して、日々の診療に向き合っていきます。
執筆者
神奈川歯科大学卒業後、訪問歯科診療や分院長としての勤務をはじめ、口腔外科・矯正歯科・インプラント治療など、幅広い分野で臨床経験を積んできました。
口腔外科処置では、都内・神奈川県内の歯科医院にて出張手術も担当。 昭和大学口腔外科退局後は、昭和大学歯学部にて学生実習の指導にも携わり、臨床と教育の両面から歯科医療に向き合ってきました。
現在は、おおもり北口歯科の理事長・院長として、各分野に精通したドクター陣と連携し、それぞれの専門性を活かしながらチーム全体でお口を総合的に診る診療体制を構築。
患者さま一人ひとりにとって納得できる治療を大切にしています。
日々進化する歯科治療技術の研鑽を積み重ね、治療に臨むことをお約束いたします。
お口のことで不安や疑問があれば、どんなことでもご相談ください。
【所属】
・日本口腔外科学会
・ICOI国際インプラント学会
・日本口腔インプラント学会
・顎顔面インプラント学会
・顎咬合学会
・スポーツ歯科学会
・アメリカ心臓協会AHA
・スタディーグループFTP主宰
【略歴】
・神奈川歯科大学 卒業
・昭和大学口腔外科学講座 学生指導担当
・ICOI国際インプラント学会インプラント外科 ベーシックコースインストラクター
・中沢歯科医院 訪問歯科治療担当
・医療法人社団葵実会青葉歯科医院 分院長就任
・シンタニ銀座歯科口腔外科クリニック 親知らず口腔外科担当
・医療法人社団和晃会クリーン歯科 分院長就任
・医療法人社団横浜駅前歯科矯正歯科 矯正口腔外科担当
・医療法人社団希翔会日比谷通りスクエア歯科
・おおもり北口歯科 開業


