インプラントはどれくらい持つ?「寿命」を決める5つの要因
目次
- インプラントの寿命とは?平均的な年数と特徴
- インプラントの寿命を縮める5つの原因
- 寿命を延ばすために重要なポイント
- 寿命が来た場合のインプラント再手術と対応策
- 信頼できる歯科医院とインプラントメーカーを選ぶ重要性
- まとめ
東京都大森駅徒歩50秒の歯医者・歯科「おおもり北口歯科」です。
インプラントの寿命はどれくらい持つのか気になりませんか。
多くの方が抱える疑問として、インプラントの耐用年数や再手術の必要性、さらに寿命を延ばす方法が挙げられます。
インプラント治療の効果は、適切なケアと生活習慣で大きく変わります。
今回は、インプラントの寿命に関する詳細情報を専門的に解説し、誰でも実践できる寿命を延ばすポイントを紹介します。
これを読むことで、長期的に快適なインプラント生活を実現する方法が分かります。
結論として、インプラントの寿命は努力次第で大幅に延ばせます。
インプラントの寿命とは?平均的な年数と特徴
インプラントの平均寿命はどのくらい?
インプラントの寿命は平均10~15年程度といわれています。
しかし、定期的なメンテナンスや日常的なセルフケアを徹底することで20年以上使用できるケースもあります。
一方で、メンテナンス不足や不適切な使用によって、数年で寿命を迎えてしまう場合もあります。
そのため、適切なケアが寿命を左右する重要な要素です。
入れ歯やブリッジとの寿命の比較
インプラントは入れ歯やブリッジに比べて寿命が長く、耐久性に優れています。
入れ歯の寿命は平均4~5年、ブリッジは7~8年とされていますが、インプラントはその2倍以上の寿命を持ちます。
さらに、自然な見た目や噛み心地が得られる点も大きな魅力です。
インプラントが長持ちする理由
インプラントが長持ちする理由は、顎の骨としっかり結合する構造にあります。
この結合が強固であるほど、インプラントの寿命も延びる傾向があります。
加えて、人工歯の素材が耐久性に優れているため、日常生活の中での摩耗や劣化が少ない点も特徴的です。
インプラントの寿命を縮める5つの原因
定期メンテナンス不足によるインプラント周囲炎
インプラント周囲炎は、歯周病と似た症状で、インプラント周辺の骨が溶けてしまう病気です。
定期的なメンテナンスを怠ると、汚れが蓄積し、細菌感染が進行してしまいます。
結果として、インプラントが支えを失い脱落する可能性があります。
喫煙
喫煙は、インプラントの寿命を縮める大きな原因です。
タバコに含まれる有害物質が歯茎の血流を悪化させることで、インプラント周囲の組織が弱くなり、細菌感染のリスクが高まります。
禁煙または喫煙回数の減少が推奨されます。
噛み合わせや歯ぎしり
歯ぎしりや強い噛み締めは、インプラントに過剰な負荷を与えます。
これにより、インプラント体が破損したり、周囲の骨がダメージを受けたりする場合があります。
マウスピースなどの使用で負荷を軽減することが重要です。
不適切なセルフケア
日々のブラッシングが不十分だと、汚れが蓄積しやすくなり、インプラント周囲炎の原因となります。
毛先の柔らかいブラシやデンタルフロスを使用し、丁寧なセルフケアを習慣づけましょう。
使用するインプラントの質
インプラントの寿命は、使用されるインプラントの質にも影響されます。
安価な製品は耐久性が低い場合があるため、信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことが重要です。
寿命を延ばすために重要なポイント
定期的なメンテナンスで寿命を延ばす
インプラントを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
メンテナンスでは、専門的なクリーニングや噛み合わせのチェックが行われ、問題の早期発見と対処が可能になります。
年2~3回の受診を目安にすることが推奨されます。
正しい歯磨きとセルフケアのコツを実践する
歯磨きは、インプラントの寿命を左右する重要なポイントです。
歯間ブラシやデンタルフロスを併用し、インプラント周囲の汚れをしっかり取り除きましょう。
また、強すぎる力で磨かないよう注意し、毛先が柔らかいブラシを選ぶことも大切です。
禁煙や生活習慣を改善する
喫煙はインプラントの寿命を短くするだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼします。
禁煙や生活習慣の改善を行い、口腔内の健康を維持することが重要です。
また、ストレスの軽減や十分な睡眠も寿命延長に役立ちます。
骨の健康を守る食生活にする
骨の健康を守るため、カルシウムやビタミンDを積極的に摂取することが推奨されます。
特に牛乳や小魚、ほうれん草などの食品が効果的です。
骨粗しょう症対策として、適切な栄養補給を心掛けましょう。
寿命が来た場合のインプラント再手術と対応策
インプラント体が脱落した場合の再手術方法
インプラント体が脱落した場合、顎の骨の状態を確認した上で再手術が行われます。
骨の状態が良ければ新しいインプラントを埋入できますが、骨が不足している場合は骨造成が必要になることもあります。
人工歯(被せ物)が欠けた場合の対応
被せ物が欠けた場合は、修復または交換が可能です。
このようなトラブルは比較的簡単に対応できるため、問題が起きた際には早めに歯科医院を受診することが重要です。
保証期間内で治療を受ける際のポイント
保証期間内であれば、費用を抑えて治療を受けることができます。
保証を受けるには、定期的なメンテナンスの受診や契約内容の確認が欠かせません。
無料修理の条件や保証内容をしっかり把握しておきましょう。
信頼できる歯科医院とインプラントメーカーを選ぶ重要性
質の高いインプラントメーカーとは?
信頼性の高いインプラントメーカーは、厳しい臨床試験をクリアした製品を提供しています。
選択時には、世界的にシェアが高いメーカーを基準にすることが安心です。
技術力の高い歯科医師を見極めるコツ
インプラント治療の成功率は、歯科医師の技術力によって大きく左右されます。
実績や専門資格を持つ医師を選ぶことが、長く使用できるインプラントにつながります。
安心して治療を受けるためのチェックリスト
- メンテナンス体制が整っているか
- 使用しているインプラントのメーカー名が明示されているか
- 治療前に詳細な説明があるか
まとめ
インプラントの寿命は平均して10~15年とされていますが、適切なケアや生活習慣の改善で20年以上使用できるケースもあります。
寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスや適切なセルフケアが不可欠です。
信頼性の高い歯科医院での治療を受け、健康的なインプラント生活を目指しましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
監修者
神奈川歯科大学卒業後、中沢歯科医院 訪問歯科治療担当
医療法人社団葵実会青葉歯科医院 分院長就任
シンタニ銀座歯科口腔外科クリニック 親知らず口腔外科担当
医療法人社団和晃会クリーン歯科 分院長就任
医療法人社団横浜駅前歯科矯正歯科 矯正口腔外科担当
医療法人社団希翔会日比谷通りスクエア歯科
おおもり北口歯科 開業
昭和大学口腔外科退局後は、昭和大学歯学部学生口腔外科実習指導担当経験 また、都内、神奈川県内の各歯科医院にて出張手術担当。
【所属】
・日本口腔外科学会
・ICOI国際インプラント学会
・日本口腔インプラント学会
・顎顔面インプラント学会
・顎咬合学会
・スポーツ歯科学会
・アメリカ心臓協会AHA
・スタディーグループFTP主宰
【略歴】
・神奈川歯科大学 卒業
・中沢歯科医院 訪問歯科治療担当
・医療法人社団葵実会青葉歯科医院 分院長就任
・シンタニ銀座歯科口腔外科クリニック 親知らず口腔外科担当
・医療法人社団和晃会クリーン歯科 分院長就任
・医療法人社団横浜駅前歯科矯正歯科 矯正口腔外科担当
・医療法人社団希翔会日比谷通りスクエア歯科
・おおもり北口歯科 開業
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