矯正中のホワイトニングはできる?種類と注意点を徹底解説

目次

 

東京都大森駅徒歩50秒の歯医者・歯科「おおもり北口歯科」です。
「矯正中でも歯を白くしたい」と悩む方は多いのではないでしょうか?
実は矯正中でも選べるホワイトニング方法がいくつかありますが、注意点や適切なタイミングが重要です。

今回は、矯正中のホワイトニング方法と注意点を解説します。
これにより、矯正治療中でも美しい白い歯を目指せるようになります。
矯正中でも笑顔に自信を持てるよう、ぜひご参考ください。

 

矯正中にホワイトニングはできる?

矯正装置の種類による

矯正中にホワイトニングができるかどうかは、装置の種類が大きなポイントです。
裏側矯正(リンガル矯正)は装置が歯の裏側についているため、表面が自由に施術でき、ホワイトニングに適しています。

一方、表側矯正では装置が歯の表面を覆っているため、薬剤が届かず色むらが発生する可能性があります。
マウスピース矯正の場合、取り外し可能で施術の妨げになりませんが、アタッチメントの配置次第では色むらのリスクがあります。

このように、矯正装置によって適したホワイトニング方法が異なるため、事前に歯科医師と相談することが重要です。

マウスピース矯正がホワイトニングに適している理由

マウスピース矯正(インビザラインなど)は着脱可能であるため、ホワイトニングに最適な矯正方法とされています。
矯正用マウスピースをホワイトニング用としても兼用できる場合があり、追加でマウスピースを作成する手間や費用を軽減できます。

また、矯正装置がない状態で施術が可能なため、薬剤が歯全体に均一に作用し、色むらを抑えることができます。

当院では「トランセントホワイトニング」をご提案しており、矯正中でも負担が少なく、美しい白さを実感いただけます。

ワイヤー矯正ではホワイトニングに制限がある

ワイヤー矯正の場合、表側に矯正装置が付いていると、ホワイトニングの効果が制限されます。
薬剤が装置の部分に届かないため、白さにムラが生じることが懸念されます。

裏側矯正であればこの問題は解消されますが、知覚過敏などのリスクがあるため、事前に歯科医師と相談のうえ、適切な方法を選ぶことが重要です。

 

矯正中に選べるホワイトニングの種類

オフィスホワイトニングは矯正装置に影響が少ない

オフィスホワイトニングは歯科医院で専門的に行う方法で、短期間で効果が出るのが特徴です。

裏側矯正やマウスピース矯正の場合、装置がホワイトニングに干渉しにくいため、オフィスホワイトニングが適しています。

高濃度の薬剤を使用するため、1回の施術でも効果を実感しやすく、多忙な方にもおすすめです。
ただし、表側矯正では装置が薬剤の浸透を妨げるため、避けるほうが無難です。

ホームホワイトニングは矯正器具との相性に注意

ホームホワイトニングは、自宅で専用マウスピースを使用して行う方法で、時間をかけて少しずつ白くしていく特徴があります。

しかし、表側や裏側に矯正器具が付いている場合、マウスピースが装着できないため、矯正装置を外してから行うほうが効果的です。

矯正終了後に計画的に行うことで、理想の白さを得ることができます。

セルフホワイトニングは刺激が少なく手軽に試せる

セルフホワイトニングはサロンや専門店で行う方法で、薬剤の濃度が低いため、刺激が少なく、矯正中でも手軽に試せます。
ただし、効果がマイルドなため、オフィスホワイトニングに比べると時間がかかることがあります。

矯正中に手軽な方法を試したい方には適していますが、効果を求める場合は他の方法と組み合わせるのも一案です。

トランセントホワイトニングは矯正中でも安心して行える

当院が提供する「トランセントホワイトニング」は、知覚過敏リスクを軽減しながら矯正中でも安心して施術が受けられる方法です。
特殊な薬剤と技術を使用し、色むらを抑えながら自然な白さを実現します。

矯正中の患者様に特におすすめのホワイトニングです。

 

矯正中にホワイトニングする際の注意点

  • ・矯正装置の種類と配置を確認する
  • ・ホワイトニング方法の選択に注意する
  • ・歯科医師と十分に相談する

色むらのリスク

矯正装置が歯を部分的に覆っている場合、その部分には薬剤が届かないため、ホワイトニング後に色むらが生じることがあります。
特に表側矯正ではこのリスクが高く、装置を外すタイミングでの施術が推奨される場合もあります。

知覚過敏への配慮

ホワイトニングには知覚過敏のリスクが伴います。
矯正中は歯が移動しているため、痛みを感じやすいことがあります。
無理のない頻度で施術を進めることが大切です。

矯正装置の位置が施術範囲を制限する場合がある

装置の配置が施術可能な範囲を制限する場合があるため、ホワイトニングの効果を最大化するには、矯正終了後の施術が推奨されることがあります。

 

矯正中にホワイトニングを行うベストタイミング

保定期間中はホワイトニングに最適

矯正装置を外した後の保定期間中は、歯並びが安定しているため、ホワイトニングを行うベストタイミングです。
この時期に施術することで、歯全体が均一に白くなり、理想的な結果を得られます。

矯正終了後は均一な白さを得られる

矯正終了後は装置がなくなるため、薬剤が歯全体に行き渡りやすくなります。
このタイミングでのホワイトニングは、仕上がりの美しさを最大限に引き出します。

途中段階でのホワイトニングは慎重に検討する

矯正中の途中でホワイトニングを行う場合は、装置の影響を十分に考慮する必要があります。
歯科医師と相談しながら、最適な方法を選ぶことが重要です。

 

矯正中にホワイトニングをする際の費用と手間

矯正用マウスピースをホワイトニングで兼用できる

マウスピース矯正の場合、ホワイトニング用の薬剤を矯正用マウスピースに使用することで、費用と手間を大幅に軽減できます。
この方法は、忙しい方にもおすすめです。

オフィスホワイトニングの高額な費用に注意

即効性があるオフィスホワイトニングは、高額な費用がかかる場合があります。
事前にクリニックの料金を確認し、予算内で計画を立てましょう。

ホームホワイトニングでかかる時間と管理が必要

ホームホワイトニングは、2〜4週間程度の継続が必要です。
矯正中は管理が大変な場合もあるため、無理のない計画を立てて行うことが成功の鍵です。

 

まとめ

矯正中のホワイトニングには装置の種類やタイミングが重要です。
マウスピース矯正や裏側矯正なら施術が可能ですが、色むらや知覚過敏のリスクを理解した上で、適切な方法を選ぶことが大切です。

当院では「トランセントホワイトニング」を含むさまざまな選択肢を用意し、矯正中でも笑顔に自信を持てる治療を提供しています。
ぜひ専門医に相談し、自分に合ったホワイトニング方法で理想の白さを手に入れましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

監修者

菊池 雄一 | Kikuchi Yuichi

神奈川歯科大学卒業後、中沢歯科医院 訪問歯科治療担当
医療法人社団葵実会青葉歯科医院 分院長就任
シンタニ銀座歯科口腔外科クリニック 親知らず口腔外科担当
医療法人社団和晃会クリーン歯科 分院長就任
医療法人社団横浜駅前歯科矯正歯科 矯正口腔外科担当
医療法人社団希翔会日比谷通りスクエア歯科
おおもり北口歯科 開業
昭和大学口腔外科退局後は、昭和大学歯学部学生口腔外科実習指導担当経験 また、都内、神奈川県内の各歯科医院にて出張手術担当。
 

【所属】
日本口腔外科学会
ICOI国際インプラント学会
日本口腔インプラント学会
顎顔面インプラント学会
顎咬合学会
スポーツ歯科学会
アメリカ心臓協会AHA
・スタディーグループFTP主宰

【略歴】
神奈川歯科大学 卒業
・中沢歯科医院 訪問歯科治療担当
医療法人社団葵実会青葉歯科医院 分院長就任
シンタニ銀座歯科口腔外科クリニック 親知らず口腔外科担当
医療法人社団和晃会クリーン歯科 分院長就任
医療法人社団横浜駅前歯科矯正歯科 矯正口腔外科担当
医療法人社団希翔会日比谷通りスクエア歯科
おおもり北口歯科 開業

 

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住所:東京都大田区山王2丁目5−2 福島屋ビル 1F
TEL:03-5742-7036

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